2013年11月11日月曜日

Dashtzers 専門用語集

Dashtzersの脱出用語集です。
これを用いると効率よく情報共有できるので便利です。
是非使ってみてください。

脱出ゲーム
なにかしらの危機的状況に陥ったところからゲームが始まる。 制限時間以内に、知恵を絞り問題を解ききることによって危機から脱出することがゲームの目的である。

脱出坂
Dashtzers の前に立ちはだかる険峻な坂。
これを登りきった先に広がる景色はこの世のものとは思えないという。
例:「僕たちはようやく登りはじめたばかりだからな この果てしなく遠い脱出坂を」

SCRAP
脱出界の神的存在の会社。

加藤隆生
いわずと知れた SCRAP の創設者。

かわかた たまみ(元 ふじた)
SCRAP の人。京都の長。問題作りに定評がある。

公演のタイプ
謎解きイベントには様々なタイプがある。SCRAPのリアル脱出ゲームを例にとると、主に以下のように分類できる。(2016/1追記:SCRAP公式に、「ルーム型」「ホール型」「スタジアム型」「フィールド型」の呼称が用いられるようになりました)
ルーム型(アジト型):約10人一組で実際に部屋に閉じ込められる。Web脱出ゲームに近い形式。
ホール型(ヒミツキチ型):6人一組で、基本的にテーブルに座って謎を解き進める。同時に10〜20グループが謎解きに挑戦する。
スタジアム型(大会場型):スタジアムなど広大な会場を貸し切って、会場中を動き回りながら謎を解く。同時に1000人以上が参加し、 チーム分けは参加者の自由。
フィールド型(周遊型):街中を歩き回りながら、ヒントを集めて謎を解く。制限時間はなく、好きな時間に始められる場合が多い。

律速
化学反応の遅延要因のこと。転じて、 一部の問題のみが解けずに時間を消費してしまうこと。 律速中の心境は筆舌に尽くし難い・・・。
 例「律速した…」
 例「律速はなんとしても避けたい」

自明/trivial
あまりにも明らかに解けてしまう様。
例「自明ですねえ〜」

Method
よく使われる解法のこと。始めの小問集や web 上のチャレンジ問題で多く利用される。
例「ああ、この問題はメソッドですか〜」

小問
小さい規模の問題。公演の始めの頃に よく出題される。中には凶悪な問題も・・。

終盤(の問題)
公演終盤の質が高い問題のこと。 律速せずに突破すると気持ちがいい。

二段構え(落ち)
脱出成功したかのように見えて、本当の 答えが別に存在するような形式のこと。

ファクター落とし
正答率が2, 3割の問題。その問題だけで全体の脱出率が数割落ちる。講演の中でももっともキーポイントになる問題。
例「野郎、ファクター落としてきやがった」

メタ推理
パンフレットやストーリーラインから、ラス謎とその解答、2段落ちの仕組みを予想し、その方向に向かおうとすること。失敗の種でもある。
例「たまみさんの問題だから答えは美しいはず!」

non trivial
難解な問、ステップ、状況等に対して 使用する。
例「highly non trivial!」

non perturbative / 非摂動的(な解法)
思考の大規模な飛躍によって問題を解く方法 奇麗な手法ではないが、実戦で活躍することも。
例「だいぶ non perturbative だろ、その解法」

ナイーブ
思考において、最も考えられるであろう道筋のこと。
例「ナイーブな可能性から潰していこう」

Generalized Method
文字数等の制限を用いて、考えうる全ての要素を出力し、最もエントロピーの小さいものを答えとするメソッド。

ロピタル
ロピタルの定理の略。数学のある種の問題を解くのに便利な定理だが、 大学入試で使うと「教科書に載ってない」などの身も蓋もなく意味不明な理由で罰をつけられると(と、言われている。)
転じて、必要な過程を省いてしまったために、行動があっているにもかかわらず 脱出失敗の烙印を押されてしまう現象のこと。

アンサツ
経験により推測される優れた仮定。それは答えのそれっぽさによって確証にか代わる。
 例「こういうアンサツを置くとですねぇ~」

自明空間
Methodにより解ける謎全体の空間。転じて、自明な謎のこと。
 例「それは自明空間の中にありますねぇ」

モンテカルロ
モナコ公国にあるカジノで有名な町。転じて、サイコロを振るようにランダムに発想をすること。
 例「じゃあ俺モンテカルロ係やるわ!」

アクア城
1月6日に三洋物産によって築城された。現在は主を失い、 毎週月曜日21:00にどこからともなく現れる。毎週各脱出団体が城の覇権をかけて熾烈な争いを繰り広げている。
Dashtzersも一度主となった→海底別館アクアワカメ城からの脱出
懲りずに二度三度と築城した。

大井シンドローム
かつて大井競馬場で発生した集団催眠の一種。 チームの各人が功を焦り、自力で問題を解こうとしてしまい、 協力という発想が消えてしまうような状況。 「功名心を持つ者切腹すべし」の心得は、 ここから生まれた。

マッジ/Madge
SCRAPの一週間ゲーム「マーカスと謎の幽霊屋敷」に登場するキャラクター。 キャッスルヒルの、よろず屋ブラウンにいる55歳の女性。Dashtzersのマッゾ博士とは関係ない。参考ページ

例のコンビニ
例のコンビ二っつったら、原宿ヒミツキチの手前んとこにある、あのローソンのことに決まってんだろ。

もやっと
謎解きクラスタが脱出に失敗したときによく使う言葉。 言外に「謎が解けなかったのは自分の実力不足のせいではなく、出題が悪かったせい」というニュアンスが含まれる。 要するに負け惜しみ。
例「アクア城5週目ラストはもやっとだった」

エレベーター
HAM「エレベーターは哲学」

厳密あみだくじ
SCRAPの公演は1チーム6人組のものが多いため、Dashtzersメンバーから落選者を公平に決定するために考案された。 今、一般にn人のメンバーからm人の落選者を決めたいとする。多くの場合、m=n-6である。 この儀式にはDashtzersメンバー3人以上の立ち会いを要する。このうち任意の3人をA,B,Cとする。手順は以下の通り。
(1) 一枚の紙を用意し、縦にn本の線を引く。
(2) Aは紙の上部にn人の名前をランダムな順番に書く。その部分を見えないように折って隠し、紙をBに渡す。
(3) Bは紙の下部にm個の×印をランダムな位置に書く。その部分を見えないように折って隠し、紙をCに渡す。
(4) Cはn本の線をつなぐ横線をランダムに書き込む。
(5) 紙をオープンし、×印にあたったm人の可哀想な人を決定する。
要は普通のあみだくじである。

LOVE
愛、それは疑心暗鬼のかたまり。

良い方の期待値
あらゆる分岐において都合のいい側が選択されるときの期待値。まさに”期待”値である。
HAMが口にする期待値は全てこの意味であることに注意しなければ(Dashtzersとしてやって)いけない。

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