2014年6月18日水曜日

【■■■■■■■■IV世の邪気眼レポ】世界一カラフルなレゴワールドを守れ!【謎解きタウン】

・2014/3, レゴランド・ディスカバリー・センター東京
4号(メソドロジー)7号(■■■■■■■■IV世)8号(ノーピン)9号(ノーキン)

リアル謎解きゲーム×レゴ®ムービー
世界一カラフルなレゴワールドを守れ!
エメットはどこにでもいるフツーの青年。なのに、なぜか伝説のヒーローに間違えられ、 レゴ®ワールドを支配するおしごと大王から世界を救わなければならないハメに。でも本人はヒーローの覚悟なんてゼロ。
ブロックさえあれば、どんなものでも作り出せる!それがレゴ®ワールド。 高層ビルが建ち並ぶ大都市、最新型の飛行機や蒸気機関車、山々や宇宙まで、どんな夢だって、自分の手で実現可能だ。
そんな世界の終わりまであと70分…。
エメットはブロックで最強の武器を作らないといけないが、最後のブロックが見当たらない。あなたはレゴ®ワールドに隠された謎を解き明かし、最後のブロックを見つけ、エメットとともに、レゴ®ワールドを救うことができるのか?



何がヤバいって、ノーピンの記事ですよ。 最初の頃は邪気眼レポこそイロモノ記事だったのに、最近はマッゾやらノーピンやらホンモノ連中にすっかり喰われてしまっている。

あかん…あかんぞ…
このままでは邪気眼レポの存在意義が…!

嫉妬…焦燥…堕天…さまざまな感情の末に私が辿り着いた結論は一つ。

ノーピンのキャラを利用させてもらう。
こ、これで邪気眼レポ復権…!!


そしてノーピンを端的に語るエピソードとして欠かせないのはこちら。 「世界一カラフルなレゴワールドを守れ!」 お台場のレゴランド・ディスカバリー・センター東京で行われた謎解きイベントです。 主催の謎解きタウンはロケーションが素敵で、最近は他にも動物園や水族館など大きめの施設を利用した公演を開催しています。 この後もしながわ水族館、神奈川県庁での謎解きに参加してそちらも中々楽しかったのですが、 今回はレゴランドのレポをします。 時系列的には結構前の話になってしまいますが、ノーピンと一緒に行ったのがこれだけなので仕方ないでしょ!

さて、ノーピンさんはDashtzers内でも異色のキャラ。 基本、脱出に誘っても「女の子と一緒じゃなきゃ行きたくない」と宣う気難しいお方なのです。 忘ラボのときなど、女の子と同チームになるために、わざわざ同行したメンバーを分割したほどです。

そんな終始浮ついた感じのノーピン先生ですが、憎らしいことになぜか…なぜか脱出力は高いのですよ。 ヴァンパイアホテルでは同じ時間帯の公演に参加した4号、8号、9号、10号、11号の5人の中で唯一脱出成功 (ついでにナンパにも成功)、 忘ラボではノーピン先生のチームは成功、分かれたもう片方のチームは失敗。 「ある牢獄からの脱出」でも、時間ぎりぎりでのノーピン先生の閃きに救われるという事態。

戦績表をみて頂ければ分かる通り、ノーピン先生は主メンバーに比べると、謎解きイベントの参加回数は圧倒的に少ない。 にも関わらず、この有様。

このままでは脱出の先輩としての沽券に関わる…。

チャンスはその日、突然訪れました。 4号メソドロジー、9号ノーキンとレゴランド謎解きに行く話をしてたら、珍しくノーピンが自分から行きたいと言ってきたのです。 しかしよく聞くと、謎解きがしたいのではなく、単に「女の子と話がしたい」のだそう。

こいつ…

今回は個人戦(勝手にチーム組めるタイプ)なので、まあ会場で女の子誘ってチーム組むのも自由っちゃ自由な訳です。 そこで私は提案しました。
「ならば、こうしよう。私とメソドロジーは2人でチームを組む。 ノーピンとノーキンは女子と遊ぶなりなんなり、好きにやってくれ」
「ウェーイ!」
「…(あとで泣かしてやる…)」

ノーピンとノーキン。能力は高い2人だが、謎解き経験では私達が遥かに上。 脱出というのは喰うか喰われるか、真剣勝負の世界。ここで「格の違い」というものを見せつけて、 二度とそんな浮ついた気分で謎解きに参加できないよう、この世界の厳しさを教えてやろう。

そう目で会話し、メソドロジーとがっちり手を組みました。


会場で謎解き開始を待機しているときから、誰に声をかけようか周囲の参加者を物色しているノーピン。

ふ…そうやってイキガっていられるのも今のうちだけ。さようなら、ノーピン。 今宵、私は君の手の届かない遥か高みへ上り詰める。


そして謎解きスタート。
「あ~、これはメソッドですか~」
 メソドロジーと協力して順調に謎を解いて行く我々。 おっと、これはちょっと大人気なかったかな。 今頃ノーピンは謎が解けず涙目のはず。ノーピンの泣き顔を拝もうと振り向くと…いない!? もう既に、次のポイントまで移動を開始したというのか?

いやいや、そんなはずは…

動揺。冬にも関わらず汗が滴り落ちます。

その後も順調に謎を解いて行く私達ですが、一向にノーピン達の姿が見えません。
どこかで追い抜いてしまったのか?
というか追い抜いていてくれ。お願いします。
しかしその淡い希望はすぐに打ち砕かれました。

私達がラス謎に辿り着いたときには既にやつらは全てを解き終わっていたのです。

何故だ!?
ここまで全く律速なしにやってきた。
実際、ここまでは参加者の中でもトップに近いスピードだ。

なのに何故、こんなに差がついている!?
(ちなみに後で聞くと、ノーピン&ノーキン組はダントツの史上最速タイムだったそうです…)

そしてタチの悪いことに…ノーピン先生、ラス謎で律速している我々を煽りにきやがった!
「ん~、まだ解けないんですかぁ?」
「もうすぐ解けるよ(うぜぇ!)」
「メソッドじゃないんですかぁ?」
「メ…メソ…」

こうなると豆腐メンタルの私、完全に何かが音を立てて崩壊しました。 ラス謎が全く解けず、無駄に時間だけが消費されていきます。

「まだ律速してるんですかぁ?(☝ ՞ਊ ՞)☝」
「…調子に乗るのも大概にしとけよ」
普段温厚な私も、このときばかりはぶちぎれですよ。

 「いいか、よく聞けノーピン」









すぅ…





「ヒントください! オネシャス!」



足から背中にかけてきっかり90度、パーフェクトなお辞儀でした。

私は大事なことを忘れていました。誇り。自尊心。プライド。 そんなものは寝起きの便所にでも流してくればよかったのです。 不純物が私の目を曇らせていました。ノーピンは、それを思い起こさせてくれました。 驕っていたのはノーピンではない…私だったのです。

結局、ノーピンのヒントを頼りに命からがら謎解き成功した私達でしたが、精神はズタズタでした。

「…メソドロジーよ」
「はい」
「帰るか」

イベント終了後、初対面の女子と楽しそうに会話しているノーピンを横目に私達はお台場を後にしました。










祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。

沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。

おごれる人も久しからず。

ただ春の夜の夢のごとし。












おごれる人も久しからず。

ただ春の夜の夢のごとし。


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