2014年10月18日土曜日

【マッゾ博士の秘密の回顧録】本場の騎乗位レースを括目せよ!【18禁】

100万人のWinning Post ×リアル脱出ゲーム
ある競馬場からの脱出
その競馬場では見えない馬が走る
ここは競馬場。馬と人が一体となり、日夜熱狂を生んでいる。 しかしなぜだろう、あなたは違和感を感じている。 この競馬場は普通とは違う。その場所には謎が散りばめられ、しかも馬が走っている様子があなたには見えない。 その時アナウンスが突然流れた。 「ここから脱出したければ、メインレースの着順を当てよ。そのヒントはここにある」 どうやら、この不思議なゲームに巻き込まれてしまったようだ。 さあ、あなたはこの広大な競馬場を駆け巡り、見事当たり馬券を探し出し、脱出することができるだろうか?


時は Dashtzers の時空研究所からの脱出失敗に遡る。

研究所からの脱出に失敗した我々は、時空の狭間に取り残されてしまった。
HAM「うっ、頭が…」
マッゾ「あっお尻が…」

目が覚めると、なんと我々は夜の遊園地にいた。
時空の歪みのせいで、こんな所まで飛ばされてしまったんだ。
なんとかしてここを脱出しよう!

夜の遊園地から無事に脱出したのも束の間、うだつのあがらない勇者からの脱出に失敗し、
あまりのショックから最終皇帝サー・マーガリンが姿を消してしまった。

失われ、忘れ去られた最終皇帝の力。













邪気眼。




それを手にすれば、あの公演から脱出できるかもしれない…。



―――その競馬場では、見えない馬が走るという。



全てを見通すその『眼』があれば、あるいは…。


私は再び時空研究所に向かい、今はなき彼の恩恵を授かるべくタイムマシンに乗った。
その能力を手にした後に降り立ったのは大井競馬場。
マッゾ以外のメンバーが惨敗した大井ショックからそう日は経っていない。
ちなみにマッゾは Dashtzers とは関係無い大学時代の友人達と3人で大井競馬場に来た。
良い天気、ちょっと肌寒い。絶好の競馬日和だ。

他の2人は謎解きが初めてとか二回目とかの初心者だったから、いつもはサッド博士にリードしてもらってる私も今回ばかりはリードしなければと精をいれる。

会場の広さに対し、チームの人数は3人。これは一人ずつヒント収集に行って集合した方が良いな、という事になり、Facebookを使って情報共有するが、結局集まった方が効率が良い。
一つ目の関門はあまり律速せずに突破。

中盤の関門はマッゾの気づきと初心者メンバーの閃きがうまく組み合わさって解き進むも、よく分からない指示/メッセージが出てきて、律速!

見えない馬を、見よというのか…。
いいだろう、受け継がれしこの能力を行使する時が来た!

競馬場トラックの方を向き、深呼吸をする。




スーーーーーーーーーーーーーーーーー  (吸った)










・・・










・・・










ハーーーーーーーーーーーーーーーーー。 (吐いた)





息を吐きながら、軽く上体をかがめ腕をぶらんと脱力させる。
もう一度大きく息を吸うと同時に両腕を反動で前へ持っていき、そのまま円弧を描いて目の前、そして頭上へと回転させる。
上体を逸らし、視線は天を仰ぐ。
一気に背筋を緊張させ、掌は地面に着く。
そう、ブリッジだ。




この姿勢ではトラックが見えず、肝心の馬が見えない。





だが私には、サー・マーガリンV世から授かった邪気眼が股間に埋め込まれてある!!!!!



このブリッジの態勢ならば、股間に移植した邪気眼が透明な馬を捉える事ができるのだ!
これこそが、時空研究所へ再訪した私の秘策!

こっ…これが、本場の競馬場における騎乗位レースなのか…。

わたしは目(股間の邪気眼)を見開いた。




騎乗位を見るのに夢中になっていた私は、背後から忍び寄る制限時間に気付かず、目が覚めたら…












脱出に失敗していた!!!!!!



敗因は、史上最弱のサー・マーガリンV世の邪気眼を選択してしまったこと。