2015年2月8日日曜日

【サー・マーガリン・KIZUNAの邪気眼レポ】律速神ラグナロクとの孤独な戦い


大人気、律速神ラグナロクとの孤独な戦いシリーズ。(大嘘)

 今回は、以下の3つの公演に全てソロ参加したときの様子をお届けしましょう。
・ナイトミュージアム 女王と女神の麗しの秘宝(タカラッシュ!)
・記憶探偵と鍵のかかった少女(謎解きタウン)
・海底都市 ~イルカと共生する街~(謎解きタウン)

 まずはこちら。
美術館で謎解きイベント
ナイトミュージアム 女王と女神の麗しの秘宝
アナタが迷い込んだのは、古代エジプトが生んだラビリンス。不思議な古代文字が書かれた石版、怪しげに光る宝飾、物言わぬ石像… どうやらこの展示物の中に、“麗しの秘宝”と呼ばれる宝が紛れ込んでいるらしい。 夜の博物館に仕掛けられた謎の数々。 アナタは知恵と勇気で全ての謎を解き明かし、無事に“麗しの秘宝”を見つけることができるだろうか。




タカラッシュ!ブラックレーベルは以前ひでよしと「相棒 究」に参加しましたが、かなり気合の入った作りでした。 謎解き自体は割と王道という感じでしたが、お金かけてしっかり作り込んでるなあという感じがしました。 それで今回、夜の美術館貸し切りとか期待しちゃうじゃありませんか。 個人的にも会場貸し切り型の謎解き大好きなんっすよね~。 正直、美術品のことはよく分かりませんがね! 

という訳で、お台場のサイコパス謎解きに続いて、2度目の個人戦完全ソロ参加となります。 それにしても競馬場やら野球場やら遊園地やらライブハウスやら動物園やら水族館やら美術館やらと、 謎解き始めてから本当に色んな場所に行くようになったものです。 


これは、あれだ。


人として、大きくなった気がするな。(爆笑) 


次は宇宙に行きたいです。リアル月面基地からの脱出とかどうですかね。

さて今回のナイトミュージアム、普通に美術品が展示されている館内を散策できるという、 なかなか贅沢な仕様となっています。 これ、謎解きに焦る余りうっかり破壊してしまったりすると、人生詰むのでは…。 

「人生の律速神」という新たな恐怖に怯えながらも、広い美術館を散策しながらの謎解きはなかなか楽しい体験です。 しかし、人生の律速神には出逢わぬも、またしても出逢ってしまったのだ…律速神ラグナロク

うおお…お前はまた、どうして…

ラス謎まで順調すぎたのが仇となったか、最後で停滞。 一度嵌るとどんどん深みに落ち込んでゆく、それが律速。 たっぷり数十分も悩んだ上、何とかして律速神ラグナロクの股下をくぐり抜けたのは終了3分前ぐらいでした。 あ、あぶない…。 

律速というのは、後になって振り返ってみると何でそこで律速したのかが分からない、そういうものです。 今回も特別難易度が高い訳ではなかったのに、何故か、何故か足をとられてしまった。 本当に恐ろしいやつです。 結果的にはなんとかクリアという体でしたが、反省…いや、猛省…!! ちなみに全体のクリア率は1割ぐらいだったと思います。 


ところで律速の中でも、特にクソみたいな理由で律速(りっそく)することを、
私は「くっそく」と呼んでいます。(これは流行る…(*´ω`*)!!)


タカラッシュ!の宝探しではない謎解き中心の公演はまだそれ程参加経験がありませんが、 謎解きは割と王道かなという気がします。謎解きに慣れた数人でチームを組んで行くとやや簡単かもしれません。 夜の美術館の雰囲気も相まって、なかなか贅沢な公演でした!

さあ、そしてラグナロクとの孤独な戦いはまだまだ終わらない…次はこちら!


リアル謎解きゲーム
記憶探偵と鍵のかかった少女
他人の記憶に潜入できる特殊能力を持つ記憶探偵―― あなたは数少ない記憶探偵を目指す訓練生。 今日はその最終試験。 記憶探偵エージェントのボスから試練が与えられる。 「今日は、記憶探偵になるための最終試験だ。  お前たちはこれまで以上に深い記憶に挑戦してもらう。  お前たちに用意した舞台は、横浜開港記念会館。  1917年に出来た建物だ。  この建物には様々な記憶が込められている。  その記憶の中から最後の謎の答えを導きだせ。」 あなたは、記憶探偵をめざす訓練生のひとり。 最終試験に合格し、記憶探偵になることができるか?




謎解きタウン「記憶探偵と鍵のかかった少女」、映画とのコラボ謎解きですね。場所は横浜開港記念会館。

「ある城塞都市からの脱出」(SCRAP)@横浜スタジアム
 「神奈川県庁の秘密」(謎解きタウン)@神奈川県庁
「ボウズ謎祭り」(東京ボウズ)@横浜開港記念会館

と、今年に入ってこの近辺に来るのも4回目です。

謎解きタウンのイベントは結構参加していますが、相性の問題か、大体苦戦している印象があります。 まあ何だかんだでクリア出来ていますし、特にズーラシア謎解きは凄く楽しかったので、 大会場好きとして積極的に参加させてもらっています。

ただ今回はソロ。これは不安…!!

序盤はかなり早かったものの、難易度が上がっていく謎を前に徐々に失速。 そして、またしても奴が目の前に…。 律速神ラグナロク…!!


もういいよ!帰ってくれ、頼んます…。


もう何度目ですか、この状況。 たっぷり20分もかけてようやく律速神の脇を突破したのも束の間、 実はさらにラス謎が待ち構えていた! な…なんだと…!? 


僅かな残り時間ではラス謎を解くことは出来ず、今度こそ律速神ラグナロクの前に屈しました。 クソが…。(ボソッ)


とまあ撃沈したわけですが、全体を通してなかなかの難易度だったと思います。 謎の分量も多く、後半難易度が上がっていく上に、必然的に時間を要する作りの謎もあり、結構ガチ向けという印象でした。これまでの謎解きタウンの公演の中でも、かなり難しい部類に入ると思います。 とはいえソロでも攻略可能な範囲であっただけに、途中で無駄な律速(くっそく)をしたことが悔やまれます…!!


 そして、本記事最後のラグナロクへの挑戦はこちら!


リアル謎解きゲーム in しながわ水族館
海底都市~イルカと共生する街~
人類は、史上最大の発明と言われるイキガスエール薬を飲むことで、 70分間、海中のごくわずかな酸素でも生活ができるようになった。 そして、海中から酸素を生成する「水中酸素生成装置」を同時に開発した。 このふたつの大きな発明により、海中での生活を夢見た人間たちは、 ついにイルカたちと共に生活する「海底都市」を立国した。 そんな平和な毎日にある日突然、水中酸素生成装置が故障! あなたは、イキガスエール薬の効果が切れるまでに、 酸素生成装置をなおし、海底都市を救う事ができるか!?




「海底都市~イルカと共生する街~」。こちらも謎解きタウン主催の公演ですね。 

ここで書くのもなんですが、この公演に関しては色々噂を聞いていました。 もともと神戸市の須磨海浜水族園で開催されていた公演の再演という形で、しながわ水族館にやってきた今回の公演。 いわゆる謎解きクラスタ(の一部)の人達の意見なので、偏っている可能性は十分ありますが…どうも須磨での公演の評判がよろしくない。 というかボロクソのミソッカスに叩かれている。


構わん! 
わしゃあ人の意見など気にせん! 



という訳で、都合2回目のしながわ水族館、行って参りました。 前回の「ある巨大潜水客船からの帰還」は4人で行ったこともあって凄くあっさりクリアしてしまった (その分水族館を堪能できましたがね!)のですが、今回はソロ。 今度こそ、何としても律速神ラグナロクに一矢報いなければなりませぬ。 


どうでもいいですが、イルカのジャンプ力って凄いですね。 フェンス超えて観客席に全裸ダイブしちゃうことってないのかな、とビクビクしてしまいます。


さて今回はコラボものではなくオリジナルのストーリー。 なかなか緊迫感のある展開、いい感じのオープニングです。 しながわ水族館も2回目ということで、多少の土地勘?もあり序盤はスムーズに散策しながら謎解き。


ん、序盤?この文章のパターンは…まさか… 律速神…ラグナロク!!


またしても、性懲りもなく出逢ってしまったのです。


なんで、お前はそう…いつもいつも、そうやって、俺のことを……見下してばかり……


悔しさの余り涙が滲んできました。 拳を壁に叩き付け…てはいけないので、怒りのパワーを内側に溜め込みます。

怒りが憎しみを呼び、憎しみが悲しみを呼ぶ。
憤怒、憎悪、悲哀。3つの力が共鳴し螺旋となって天へ昇華したとき、私の中で何かが覚醒しました。


失われし邪気眼の力。


「最終皇帝サー・マーガリンが命じる……消え失せろ!!」  


真紅に輝いた瞳が律速神を射抜いた…! と同時にそそくさと私の前から姿を消す律速神。
そう、これこそが本来の邪気眼の力!
そして中盤でアホみたいに律速したのが嘘のようにラス謎はさくっと突破、何とかクリア! 問題数自体は多くなかったので、意外と時間は余っていました。


イルカショーの会場満員で参加者300人位?の中でクリア者は10数人程度だったので、 成功率は予想以上に低かったようです。 前回の「ある巨大潜水客船からの帰還」では2~3割位クリアしていたような記憶があるので、 難易度は大分上がったということでしょう。個人的にそこまでの差は感じませんでしたが、今回の方が初心者に解き辛い謎が多かったのかもしれません。ただズーラシア謎や記憶探偵に比べると遥かに易しかったと思います。


で。


ん?なんというか、散々な評判聞いていた割には随分普通だったような。
凄く面白かった訳でもないけど、凄くつまらなかった訳でもない。
須磨での初演時からどれ位の変更があったのかは分かりませんが、
詰まったところ(くっそく)は単に自分がクソなだけだし…。


と思っていたら。


…なんだ、このオチは!! 


とにかくエンディングが酷い(笑)前回のしながわ水族館やズーラシアでもそういう傾向はありましたけど、今回は限界突破した感じですね。 そういう攻めの姿勢……個人的に嫌いじゃないですが、まあ、その……程々にお願いします!




という訳で律速神ラグナロクとの孤独な戦い・シーズン1は一旦終了。 毎回律速神に出会いつつも、何だかんだでクリアしているので戦果は上々。 しかし毎度、薄氷の戦いでソロの厳しさを思い知りました。


精進しマーガリン!(これは流行る…(*´ω`*)!!



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