2016年5月3日火曜日

【普通の脱出レポ】黒き暗殺者からの脱出【SCRAP】

リアル脱出ゲーム×名探偵コナン FILE.4
黒き暗殺者からの脱出
狙われた名探偵
日本各地で次々と探偵が殺害されていく「名探偵連続殺人事件」。 その捜査のさなか、次なる暗殺の計画書を手に入れたコナンとあなた達。 しかし、計画内容は全て暗号で記されている。 唯一解読できた計画実行時刻まで残り1時間。 暗殺者の残した謎や暗号を解き明かし、 この暗殺計画を阻止することはできるのか。 名探偵ばかりを狙う犯人の目的は一体なんなのか。 そして、裏で暗躍するあの組織の影・・・




「ブログの更新頻度を上げたい」と書いたな。



 あれはウソだ。 









 ……サーせんっした!!




いやまあ、確かにね、何かしらネタがあると記事にしやすいわけですよ。
だからっつってね、私はね、毎回毎回遅刻しろと言ってるわけではないんですよ。
むしろ遅刻するぐらいならブログ書いてやるよ?(錯乱)



その日は確かに、大雨強風で鉄道のダイヤが乱れたりもしてましたよ。 でもやっぱり、時間通りに来る人は来るし、遅れる奴は遅れるんですよ。
なんなんですかねえ(半ギレ)。 



当日はひどいものでした。まずは以下の連絡が入ります。(公演開始は14:00)
「原宿14:00着になりそうです。見捨ててください」
メソ「13:50着です。広義では間に合いそうです。」








お前らよお、マジでよお、もうちょっと……ちゃんとせえや……








メソドロジーが到着次第、は切り捨てて入場しようという相談をする中、今度はから「ギリギリ間に合うかも」との連絡が。


どないやねん。


苛つきながらゴミどもの到着を待っていると、メソドロジーが悠々と満面の笑みを浮かべながらやってきました。 悪びれてもいないその様子にワイの怒りは有頂天ですよ。




メソ「いやあ、僕より遅れている人がいると聞いて安心しました。どうせ僕が律速じゃないなら急いでもしょうがないですよね~」














……

















 ……



















確かに

















ロジックは感情よりも優先される。それがDashtzersクオリティ。
メソドロジーは……許されたのだ……。





結局、息を切らしながら半死の表情で到着したを含めて、サンマリノ城に続きまたしても時間ギリギリの入場となりました。 貫禄の18番テーブルでしたね。




さてそんなクソみたいな内輪話はおいといて、公演の話に移りましょう。 コナンシリーズは摩天楼、オリエント急行、奇術城とどれもホール型の名作と呼ぶに相応しい公演揃いだと思っておりますが、 今回の「黒き暗殺者」は参加前から何やらただならぬ雰囲気を漂わせておりました。 というのも、ここ数年の原宿ヒミツキチの新作公演での標準的な脱出率は15~20%程度でしたが、 「黒き暗殺者からの脱出」においては公演開始後1ヶ月で脱出率約5%と、近年稀に見る脱出率の低さ。 参加者の平均レベルが上がってきたこの時期において5%というのは、相当な難易度が予想されます。


しかし難関公演ほど燃えるのが我々。

「どんな難関でも律速しなければ脱出できる」

自明なstatementですね~ ただ仮定が非自明ですね~



参加メンバーはメソドロジーサーC3PO、ワトソンのお馴染みの5人に加え、今回がリアル脱出初挑戦の新人くん(仮)。 リアル脱出ゲームどころか謎解き自体全くの初心者という新人くん(仮)にとってはいきなりの難敵となりそうです。


果たして今回の公演、難敵でした。 しかしこれまでの公演と比べると、「難しさ」のベクトルが違う印象を受けます。 謎の量を増やす、謎自体を分かりにくくする、などの手法をとればいくらでも高難易度の公演は作れるでしょう。 しかし「黒き暗殺者からの脱出」は、むしろ謎の量だけでいえば、ここ最近のホール型公演の中では最も少ない部類なのではないかと 思います。(ちゃんと比較した訳ではないので、あくまで印象ですが)

にも関わらず高難度をほこっている理由は「大謎」にありました。 ほとんどのチームは大謎を考察する時間的余裕はたっぷりあったにも関わらず、解答にいたる発想が出てこなかったのではと思われます。 なかなか大胆な構成で、このどっしり構えた感じが個人的にとても気に入っています。


我々のチームもこの難敵に苦しみ、あわやというところまで追い詰められました。 そこで神の一手をひいたのがC3PO、謎の発想力が土壇場で発揮された格好です! 解答に辿り着いたとき、全員がうなり声を上げました。 解説時にもこれまでに聞いたことのないどよめきが起こるほど、完成度の高い作りだったと思います。


という訳で、見事脱出成功! 原宿ヒミツキチでは久し振りの、唯一の成功チームでした。 新人くん(仮)も後半の謎では活躍し、なんとか全員の力でもぎとった勝利といった感じです。


人によって好き嫌いが分かれるところもあると思いますが、 謎、演出、ストーリーなど含めて個人的にはホール型公演の最高傑作といってもいいぐらいの完成度でした。 単に「謎」を解いたという満足感ではなく、物語の中で危機的状況から脱出したという体験をダイレクトに味わえる、 これぞリアル脱出ゲーム!って感じの素晴らしい公演です。





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